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2007年3月

2007年3月30日 (金)

Here you are.

「その雑誌、ちょっと取ってくれない?」と頼まれたら

英語ではHere you are.と答えます。

日本語で言えば「はい、どうぞ」です。

で、この「はい、どうぞ」と、物を手渡すときの英語の表現である
Here you are.あるいはHere it is.ですが…、

Here it is.はいいのですが、Here you are.は、
なんか変な感じがしませんか?

Here it is.は直訳すれば「それはここにあります」となり、
日本語の「はい、どうぞ」と、ものを手渡す表現に当てはめても
問題はないようですが、

Here you are. は直訳すれば「あなたはここですよ」という意味ですから、
なんだかおかしな気がします。

この場合のyouっていったい何?、「あなた」という意味ではないの?って思ったことありませんか?

ぼくは学生のころずっと気になっていました。なんだろうな・・?「あなた」ではないな・・・って。

そうなんです。この場合のyouは「あなた」ではないんです。

実はyouは「あなた」という意味だけではないんです。

you以外もそうなんですけど、英語の人称代名詞は「人」以外にも使います。

例えばビジネス英語などでは、
「弊社は・・・」という場合はOur company とかOur firmというよりはweを使い、「御社は・・・」という場合はYour companyというより、youを使います。

weとかyouはただ「私達」「あなた達」という意味だけではないんです。

とくにyouは、特定の人を指さず一般の人を指す場合にも使いますね。

例えば、「青春時代は二度と戻らない」は、
You can never regain your youth.

we, you以外にも人称代名詞がありますけど
heとかsheとかもそうです。

例えば「ラジオを切る」という場合は普通は
turn the radio off
代名詞で言えばturn it offですけど、

そのラジオを聴いていて、しゃべっている人が男性だった場合、turn him offと言ってhimを使う場合があります。


で、最初のHere you are.の結論ですが、

youが何を表しているかというと、

what you asked for(あなたが頼んだもの)を表しています。

つまり
Here you are.は「あなたが(とってくれと)頼んだものはここです」という
意味なんです。

youは必ずしも「あなた」に対応するわけでないんですね。



2007年3月26日 (月)

TOIEC成績結果

先日、本校の生徒のTOEICの結果がでました。
一年コツコツ頑張れば、結構点数は上がるようですね。
450点も上がった生徒がいたのにはビックリ!

そう言えば、放課後も自分達で勉強会なんかしてましたから、その成果なのでしょうか?
やはり、自ら学ぼうとする姿勢が大切なのでしょう。

TOEICの結果はココから見れます。⇒ココ

2007年3月22日 (木)

Excuse us?

「すみません。」とか「ちょっと失礼します。」
という英語の表現はExcuse me.ですね。

「すみません」はExcuse me.と決まり文句のような気がしますが、
いつもExcuse me.とはかぎりません。

Excuse me.は一人の場合ですね。
友達とか家族とかで一緒に歩いていて、込み合っている所で
道を譲ってもらう時とかは、

Excuse me.ではなくて

Excuse us.と複数形になります。

「ちょっと席をはずさせてください。」は、
席をはずす人が自分も含めて数名いるときは

Would you excuse us for a moment?

となります。

2007年3月12日 (月)

dog?

今日は冠詞の話。

冠詞と言えば、a, theですね。日本人は結構これが苦手。
というよりあまり気にしていません。
でも、ネイティブにはかなり気になるようです。

aがつくかつかないかで、大きな違いになる場合があるようです。

学校では数えられないものにはaがつかないとか複数形にしないと
習いました。
物質名詞、つまり水とかの液体とか銅とかの金属とかですよね。
あるいは抽象名詞、「美」とか「愛」とかいうやつです。

簡単に言ってしまえば、どちらも簡単に絵には描けないものだということです。

形があるようでないやつ。形が無ければ絵に描けない。
確かに「愛」には色んな形があるといいますけど、
それでもそれらを一つ一つ具体的に絵にするのは難しいです。

まあ、こまかいことは抜きにして絵にかけないものには
冠詞がつきませんし複数形にもなりません。
水もそのままだと絵には描けないですね。

コップに入った状態だと絵にはかけます。
だから一杯の水はa glass of water
ビンに入っていたらa bottle of waterですね。

ただ問題は、形があるものなのにa,theの冠詞が抜け落ちたり、
複数形にしていなかったなら、ちょっと大変。

よく冠詞の問題で話題になる話に

『「私は猫が好き」「彼は犬が好き」を英語でどのように表現しますか?』があります。

I like cat. He likes dog.
と言う人がいますけど、これは意味が全く異なってきます。
この文章には冠詞がついていない、あるいは複数形になっていません。
こうなると形のない猫、犬になってしまいます。

猫、犬としてのまとまりがない状態ですね。

ちょっとかわいそうな話になりますが、分かりやすい例をあげると、
冠詞がない、あるいは複数形でない猫や犬、つまりcat,dogは、
車にはねられてバラバラになって、肉片になってしまった状態、
猫として犬としての形状をとどめていない状態のことになります。

つまり上の文は
「私は猫の肉が好き」「彼は犬の肉が好き」
という意味になります。

2週間ほど前、乗馬に行きましたけど、
「僕は馬が好き」は、I like horse.はNGです。
これだと「僕は馬刺しが好き」になります。

英語の分かる馬なんかいませんけど、もし分かる馬が
I like horse.と聞いたら、ニ度と乗せてくれないでしょうね。

ちなみに「犬が好き」はI like dogs.になります。
I like a dog.でもいいのでしょうけど、この場合だと名前は言わないが、
ある犬が好きと言う意味になります。
犬一般は複数形のdogsです。