2009年8月 4日 (火)

大学入試英語(未来完了)

次の英文は東京学芸大の英語長文問題の一部です。下線部を日本語に直す問題なのですが、受験生はwill have continuedを悩むかもですね。

If you’re invited to an event or if someone asks you for help, you will not always be able to or want to accept. If you have no interest in maintaining a good relationship with the person doing the inviting or requesting, then you can be pretty curt in your refusal(although it is still customary to soften it first with a brief expression of regret such as “I’m sorry.”) But if the person you are refusing is someone who you will have continued contact with, it is important to be able to refuse without offending. What would you say in the following situation.


未来完了って何?未来形とは何が違うの?

will have continued contact withを 

単純未来で、will continue contact withで表現できないのでしょうか?

結論から言うと、文法的にはどちらでもOKです。

ただ、未来形 will continue contact with で、書くと

「伝わり方がさびしくなるな~」とジョージ先生。

言われてみて確かにです。

この文章は人に何かを頼まれたり、誘われたりしたとき、どのように断るかという内容なのですが、頼まれた相手との人間関係が問題になってきます。

だから、未来形ではなくて未来完了形が使われているんです。

if the person you are refusing is someone who you will have continued contact with,

もし、あなたが誘いを断らおうとしているその相手と、将来、これまでと変わらず連絡をとりあうのならば、

it is important to be able to refuse without offending

いやな気持ちにしないように断る事ができることが大切です。

和訳はこんな感じになります。

ポイントは「これまでと変わらず」です。

will continue・・・・だと

このニュアンスはありません。

今までどうだったかとか、

これまでのその人との関係には焦点があたらないんですね。

だから、ジョージ先生は

「伝わり方がさびしくなる~」と言われたのです。

未来形は、今、未来に対してどうあるべきか、どうすべきかの意志で

過去は振り返っていません。

でも

未来完了は過去を振り返ってるんです。

今までこうだった、そして、未来のある時点でもそれは変わらない

今から未来の話ではなくて、過去から未来の話なんです。

未来完了は過去を捨ててない未来の話のようです。

2008年8月11日 (月)

英語の勉強方法

英語の勉強方法にはいろいろあります。
ただ一番いいのは自分のペースで長続きする方法が
いいでしょう。

よく耳にするのは英語を
「よし!やるぞ!」と気合をいれて
英字新聞やTIMEなどの雑誌の講読
を始めては見るのですが

気がついてみると
最初の数日読んだだけで
後はそのまま
ということが結構多いようですね。

英字新聞は配達されたままの状態
TIMEなどの雑誌は封筒に入ったままになっている・・

そして、その読まれないままになっている状態の
英字新聞、雑誌をみるだけでうんざりしていませんか。

新聞や雑誌の購読で英語の勉強をする場合には
決して全部読まないようにするのが
長続きするコツです。

つまり英字新聞なら
簡単な社会面の記事を一つだけ読む。
そして残りは捨てる。
雑誌の場合も同じで
1コラム読んだら残りは捨てる。


もったいないような気がしますが
これが一番長続きする方法で
効果がありますよ。

3ヶ月くらい続けたら
結構な英文の量になっていいます。

とにかく全部読もうとしないことが
肝心です。

そして読んだところだけちぎって
箱に入れておく
残りは全部ゴミ箱に捨てる

この「捨てること」がポイントです!!

「1コラムだけ読んで後は捨てる」

この方法は僕の考えではなくて
僕が大学のときに英語の大家渡辺昇一先生が
何かの雑誌か本で紹介しておられました。

で、僕も大学2年生から卒業まで
渡辺先生が言われたように
TIMEを1コラム読んだら、読んだ記事を切り取り
表紙の裏に張って、ダンボールの中に入れる
ということをやってました。

長続きしない僕が続いたのですから

英文をコンスタントに読もうと思われる人には
おススメです。


2007年9月 9日 (日)

I like to play the piano. I like playing the piano.

中学校のときに
「私はピアノを弾くのが好きです」を英語では
I like playing the piano.

I like to play the piano.
の2通りで習いますね。

でも、「この違いは何なのか?」って思いませんでしたか。
playingを使った場合とto playを使った場合は
何か違いがあるのでしょうか?

今日はこの辺のところを考えてみたいと思います。


文法的に言えばplaying は動名詞
to playは不定詞の名詞的用法です。

これは中学校2年生くらいで習いますよね。
そして
大体このあたりから英語がだんだん嫌になってきたりして・・・
「ん、動名詞?」「ん、不定詞?」「一体何?」みたいになって・・・

しかも、このplayingは

He is playing the piano.の
playingとは違っていてるんですね。

He is playing・・・は現在分詞と呼ばれていますから

また同じtoでも、
I go to school.のtoは前置詞で
to playのtoは不定詞と教わるから

「何だー」って感じになって
英語嫌いになったりしても無理はありませんね

実際、僕は文法大嫌いでした。

しかし、最近言語学者のO氏が

ingはingだ!!
toはtoだ!!と
言い切ったから、大拍手!!です。

文法的には動名詞、現在分詞の二種類のingがあるけれど

ネイティヴは「これが動名詞」で
「これが現在分詞」と区別して
使っているわけではないようです。

イギリスにいる頃、恩師のアンドリュー先生も
toはtoだ!とジェスチャーつきで言ってました。
(ここでtoのジェスチャーが見せれないのが残念ですが)

で、最初の「私はピアノを弾くのが好きです」

I like to play the piano.
I like playing the piano.

この違いをOさんは確か、

実際にいつもピアノを弾いている感じがするのが

I like playing the pianoの方で

to play the pianoは
毎日ピアノを弾いている感じではなく
ただピアノを弾くのが好きだと
淡々と言っている感じがする
と言われてしていました

そして
ingには生き生きとした「躍動感」があると
言われていたように思います。

ingは感情とかかわりがあるんですね。
その状況が生き生きと思い描ける感じです。

躍動感だったり、臨場感だったり。

だから、現在進行形や現在完了進行形を使うときは
はまさにそんな感じがしますね。

Water is boiling.と言えば
お湯が沸いたので、とめなきゃって感じがします。

I have studied English for 3years.と
I have been studying English for 3years.では

聞いている方のリアクションが違ってきます。

日本語に訳せばどちらも
[私は英語を3年間勉強しています」
で、違いはありません。

でも、この二つの文には明らかに気持ちの上で違いがあります。

聞き手の気持ちが動くのは下のingのほうです。

So, you can speak English very well.
(だから、英語を話すのが上手なんですね)というような
リアクションが返ってくるのは下の方なんです。

I have been studying English for 3 years
はingを使うことで
話し手、聞き手の両方に感情の波を起こします。

以前大学の入試試験にもその辺のところが狙われて
(       ). I'm tired of it.
(       )には入るのは
�It has rained for two days.
�It has been raining for two days
のどちらかを選ばせるような問題がありました。

答えは�なります。なぜかというと
I'm tired of it(うんざりだなあ)
という気持ちをあらわす文が後に来ているからなんです。

ingを使うことで
話しても、聞き手もそこには何か
ザワザワ、ウキウキというような感情の波が起こるようです。

それは現在分詞であっても、動名詞であってもです。

以前授業で使用したテキストにその例にふさわしい英文がありましたので、ここで紹介します。
その英文は「働く女性」の話で、
その職場では女性が毎朝男性社員にコーヒーを出すことが当然とされていて、そのことへの不満が述べられていました。
そして、その後に次のような英文が載っていました。

Making photocopies and sending fax letters for them are part of her job.

日本語に直せば

「男性社員のためにコピーをしたり、ファックスをおくったりすることが彼女がしなければならない仕事の一つです」
となります。

この英文の
making photocopies をTo make photocopies、
sending fax lettersをto send fax lettersと
不定詞で書くこともできるのですが、
ingの動名詞で書いてるのは、それなりの理由があるからです。

コピーをしたり、ファックスをおくったりすることが
毎日あってそういう仕事に嫌だなーという
感情が入っているから、ingなんです。

To make photocopies、to send faxだと、
ただそういう仕事という感じで、
ただ一般的な話をしているだけで、
感情のザワザワした波は伝わってきません。

ingは現在分詞にしても動名詞にしても、
ingで表現すれば何かしら感情の波が起こります。

マックのキャッチコピーに

I'm loving it.ってありますけど

I love it.とは明らかに違います。

マックがただ好きというのではなく
ingで表現することで

「マックを今楽しんでいる!」
とか「マックがめちゃ好き!」と
かなり気持ちが入ります。

ハリーポッターでオリバンダー老人がハリーに会ったとき

ハリーはぎこちなく「こんにちわ」といったのに対して
ずっと会えるのを楽しみに待っていた老人は

"Yes,yes. I thought I'd be seeing you soon. Harry Potter."と言うんですね

I'd see youでなくて、I'd be seeing you.と言うんです。
「そうじゃとも、そうじゃとも。まもなくお目にかかれると
思っていましたよ」 

be seeingとingで表現することで
会えるのをとても楽しみにしていたと
いう気持ちを表しています。

このようにingは感情の波を表現します。

自分の子供が毎日野球をしていて

「あいつは野球をするのが好きなんだよな」と言う場合には

He likes to play baseball.ではなくて

He likes playing baseball.です。 

ingは
ただ「〜してる」[〜すること」という意味だけでなく

そこには「ある気持ち」「ある感情」が隠されているようです。




2007年9月 7日 (金)

スポーツマン

コメントで和製英語について意見をいただきましたので、
よくある和製英語というか、発想の違いから来る間違った英語の使い方について書いてみようかと思います。

まずは
「彼はスポーツマンです」
He is a sportsman.はNGです。

He is good at sports.とか
He is all-round athtlete.

sportsmanは通常、釣りとか乗馬などの野外活動を好む人のことを言います。

2007年9月 6日 (木)

I'm expecting Mr.Abe.????

今日は久しぶりにお昼休みに
Georgeとたくさん雑談する時間があって、
「なるほどー!」と思うことがありましたので
皆さんにシェアーしますね。

George: 日本人が使う表現でときどき「えっ」と思うことがあるんですが、
そのひとつが、I'm expecting Mr.Abe.
と言うようにexpectの使い方です。
日本語で言えば、
「安倍総理に期待している」で、
ぜんぜんおかしくないんですけど、
それをそのまま英語で
I'm expecting Mr.Abe.というと、
ものすごく変な感じがします。
そのままの表現だとなんか落ち着かないんですね。

僕:確かにexpectだとto不定詞が必要ですよね。
I'm expecting Mr.Abe to reform・・・・
安倍総理が・・・を改革することを期待している。
というような感じで

George:そうなんですね。
to reform…というように、to不定詞が必要ですね。
あるいはI'm expecting much of Mr.Abe.ならばOKです。

僕:僕らも学校では確かにexpect 人 to doと言うように人の後には
to 不定詞を置くように習いましたけど…。
でもどうして、
I'm expecting Mr.Abeのままだと変な感じがするんですか?文法的な規則と言うよりは
何かイメージ的に、あるいは感覚的にしっくりこないんですか?

George:I'm expecting Mr.Abe.が変に感じるのは、
expectという単語から来るイメージですね。
expectは ex-(外を)とラテン語のspectare(よく見る) から出来ていて、
つまり、「何かを求めて外を見る」という意味なんですね。だから、安倍総理から何を期待するのか、
その何の部分が抜けていると、しっくりこないんですね。
だから、I'm expecting Mr.Abeと言った後に 「見える」何かが必要なんですね。
それをto reform・・・・というようなo不定詞で表します。

僕:なるほど・・・・・
じゃあ・・、adviseなんかも、
adviseそのものに後にto不定詞を導くような・・・、
そういうイメージがあるんですか?

George:そうです! adviseのadは「付け加える」、
viseはvisionです。
つまりvisionを付け加えるということなんですね。
だから日本語では「彼にアドバイスする」と言っても
そう変な感じはしないかもしれませんが、
英語だとただ単にI advise him.だけだと
しっくりこないですね。
アドバイスをする人は当然vision(考え)があるわけで、
それを付け加えないといけないですね。
だから 
I advise him to join the TOEIC class.(TOEICクラスに入るように彼に助言した)と言うように。

僕:
動詞によってはto不定詞をとるのには、それなりの理由があるんですね。

2007年8月20日 (月)

お返事お待ち申し上げます

ビジネスレターでは最後に「お返事お待ち申し上げます」とよく書きますが

それは
I look forward to having your reply.
とI hope to have your reply.
の二通りで表現できます。

しかし、この二つの文には微妙な違いがあって、
使い方が若干異なりますので注意が必要です。

初めての相手とか、頼みごとをした場合には
I hope to have your replyの方が適切なんですね。

何故かというと、

例えば
来週の金曜日にあなたにお会いできるのを楽しみにしていると言った場合、同じように

I look forward to seeing you next Friday.
とI hope to see you next Friday.
の2通りで表現できますが,

「当然会える」という暗黙の前提があるのがlook forward to seeing の方で、

hope to seeは会えるかどうかわわからないが、「会いたい」という希望を表しています。

先ほどの「お返事をお待ちしております。」という表現も、何かお願いした場合に、

I look forward to having your reply. だと
当然返事がもらえるのを期待している感じがするので、ちょっとあつかましくなってしまいますね。

それで、「できたら返事をもらえたら」という感じで
I hope to have your reply.を使う方が適切だと考えられているんです。

そして、さらに一歩進んで
look forward to の方は何故seeingで
hope toのほうは何故seeなのかということについて考えてみると
より一層この英文の違いがわかって面白いですよ。

もちろんlook forward toのtoは前置詞で前置詞の後は動名詞だからseeingで、一方hopeの場合のtoは不定詞だからseeであるというのは一般的な文法の説明で、その通りなのですが、

そもそもto see とseeing の根本的な違いは何なのかについて考えてみると、この二つの英文の違いがさらによくわかって、理解が深まると思います。

いつかその辺のこと、不定詞と動名詞について考えてみたいと思います。

2007年8月17日 (金)

残暑お見舞い申し上げます

毎日暑いですね。

残暑お見舞い申し上げます。


George先生(左)相馬先生(パソコン)伊藤先生(事務)

2007年8月16日 (木)

マザーテレサ

今朝目が覚めてリビングに行くと

一枚のポストカードがテーブルの上においてありました。

それはマザーテレサの写真と彼女の言葉が載っているポストカードでした。

家内が知人からもらったらしいのですが、

その言葉がちょっと素敵だったので

ここに紹介しますね。

So it is not how much we are doing,
but how much love we put in the doing that fulfills the aim.

「大切なことはどれだけたくさんのことをしたかではなく
どれだけ心をこめてしたかです」 −マザーテレサ

忙しいとついつい量だけこなして、丁寧さや気持ちを忘れてしまいますよね。自分としてはタイムリーに出合えた言葉でした。

ちなみに
the doing とはあまり見ないかもしれませんが
名詞で「行為」、「行動」、「行事」という意味があり
また[骨の折れる仕事」という意味もあって
give someone a doing(「人をひどく叱る」とか「責める」)と言ったりします。

2007年8月14日 (火)

〜させて頂きます

ビジネスレターでは「〜させて頂きます」という表現をよく使いますよね。「カタログを送付させて頂きます。」とか・・・

その「何かをさせて頂きます」という日本語の表現にぴったり合うのが
pleaseを使った用法ですね

pleaseは〜してくださいと相手に頼む時に
丁寧な言い回しの副詞として使うのはご存知かと
思います。

Please open the window.
ですね。

このpleaseの形容詞plessedを使うと
「〜させて頂きます」という日本語の表現にぴったりあいます。

We are pleased to send you a catalog.
カタログを送付させて頂きます。

Pleaseは相手に「〜してください」とお願いする場合と
自分が「〜させて頂きます」という場合の両方に使えることを覚えておくと便利です。

We are pleaed to より砕けた表現になると

We are happy to do something.

それをちょっと硬く言えば
We are glad to do something.

それから
We are pleased to do something.となり

それよりもっとフォーマルな感じが

We have pleasure in doing something.で

さらに
We have the pleaure of doing somethingとなると
文語的ですね。

ビジネスレターの表現としては
やはり
We are pleased to do something
がフォーマル度的にはちょうどいいでしょう。

2007年6月28日 (木)

make love with her? or make love to her?

There is a problem with this machine.の文の中で
何故withで、inではないのかという質問をよく受けます。

前置詞の問題はむずかしいですね。

ポイントはproblemです。まさにそれが問題なんですが・・。

defect(欠陥)の場合だと

There is a defect in this machine.と言えます。

in が使えるんですね。

ところが

problemだとwithです。

なぜかと言うとproblem(問題)というのは

人のかかわりによって出てくるんです。

つまり、ある人から見ればそれが問題になったり
別の人から見ればそれが問題と見えなかったり
問題があるかないかは人の見方によるんですね

一方defectは誰が見てもあきらかな問題であって
疑問の余地がないんですね。
人の見方によっては問題があるとかないとか
曖昧さがありません。
人の気持ちがどうのこうのということではないんです。

ところが

problemは人の意識が関わって
problemとなったり、ならなかったりします。

似たような表現に
他人のあら捜しをするという熟語に
find fault withというのがあります。

他人の中に欠点faultを見出すか否かは
その他人を見ている人の意識によって
変わってきます

ある人にとってはその人のこういうところが
欠点だと思う人もいれば、それを欠点だと
見ない人もいます。

だから

find fault inとは言わずに
find fault withとなります

withは人と人、人と物との関わりが強い前置詞なんです。


このwithをめぐっては興味深い話があります。

Mr.Georgeから聴いた話なんですけど…

エッチをするは英語でmake loveといいますね。
で、
彼女とエッチをするという表現はmake love with herとなります。しかし80年代以前はmake love to herと言っていたそうです。
なぜtoがwithに取って代わったかと言えば

80年代にアメリカでウーマンリブの嵐が起こった野がその理由らしいのです。つまり女性解放運動です。

to herだと一方的過ぎて、女性が無視されているということで、不適切な表現だということになって
with herを使うようになったらしいですよ。

確かにエッチは一方的にするもんではないですから
with her,with himなんでしょう。

ホント、前置詞は日本人からすれば、扱いにくい英語の分野ですね。